名刺管理で効率の良い仕事を

日々、仕事をしていると書類や資料などいろいろな物がたまってしまいますが、私が一番気になるのが名刺です。仕事場のデスクの引き出しに無造作に入れていることもありますが、意外と名刺に書いてある電話番号から電話で連絡する事も多く、名刺管理をなるべく早くするようにはしています。名刺管理する際には、五十音別になっているファイルに挿し、使いたい時にはすぐに見えるように心がけています。
名刺管理で一番重要なのは、名刺をため込まないこと。どんなに上等な名刺管理ソフトやシステムを持っていても、そこに名刺を取り込むことが面倒になってしまったら、管理が滞ってしまいます。そこで取り込みが手軽にできる方法をまず探すことです。或いは、名刺を取り込まず、頂いた名刺そのものを後で探しやすいように整理してしまうことです。
 前回のAMD編では、HDDの運用方法やパーツ選びの際のコツや重視する点などの基本的なアドバイスをもらった。しかし、特に用途も決まっていないのに「将来の拡張性をもったハイエンドPC」という方向性の定まらないテーマだったため、樋熊氏を困らせてしまったようだ。

【拡大画像や他の画像】 【樋熊氏ダメ出し完了後の構成表を含む記事】

 せっかくPCを組むからには、用途をしっかりと決めるべきだと反省した今回は、入門者向け、新生活向けといったコンセプトは引き継ぎつつも、明確なテーマを決め、インテルプラットフォームの構成で樋熊氏にダメ出しをもらいにいった。

●省電力なAVマシンを考える!

 今回のテーマは「10万円で省電力なAVマシンを組みたい」だ。新生活がスタートするこの季節は、進学や異動による単身赴任で一人暮らしを始める人も多い。引っ越しとなると、PCのみならずテレビやBlu-ray DiscレコーダーといったAV機器も新たに買いそろえる必要がでてくるが、個別で買いそろえようとするとコスト、スペース両面で頭を悩ませることになる。

 しかし、PCにAV機能を持たせればそういった悩みもなくなり、さらに各機能を1つに集約することで省電力にもつながる。深刻な電力不足から計画停電が実施されている昨今、“節電”を目指してより電力消費の少ないパーツで構成を考えた。まずは構成を以下の表にまとめたので見てもらいたい。

今回のテーマ「10万円で省電力なAVマシンを組みたい」だ。価格は3月下旬の「ツートップ Internet Shop」を参考にしている。価格は計9万9331円

 予算は10万円。今回もイチから組むことを前提なので、ディスプレイやOSはもちろん、マウスやキーボードまで全体の構成に含め、組んだ状態でPCとしての機能は一通り使えるようにした。搭載するAV機能はTVの視聴およびHDへの録画、DVD/Blu-rayディスクの視聴となっている。

 また、AV用途だけを考慮するならば、Atomなどさらに省電力なCPUでもいいが、PCとしての性能もほしいので、現在のメインストリームとなる第2世代Core iシリーズの最省電力版「Core i3 2100T」を導入している。TDPが35ワットと低く、2コアでありながら、Hyper-Threading機能を持つため4スレッドで作業が可能。さらにグラフィックス機能を内蔵するため、別途グラフィックスカードを用意する必要もなく、より省電力を目指せる。そのほか、電力変換効率を考えて、80PLUS GOLD認証の電源も構成に入れた。

 この構成を見た樋熊氏は「今回は目的もはっきりとしているので、構成案はよくなっています。CPUやそのほかのパーツの組み合わせも間違っていません。ただ、AVマシンとするならば、通常のPCと違い、まだまだ変更する余地があります。本当はディスプレイやTVチューナーカードも変更したいですが、今回は予算が限られているのでケースやスピーカーなどを中心に見ていきましょう」とアドバイスを始めた。

●リビングに置くならPCケースは横置きタイプがオススメ!

 今回もまっ先にダメ出しをされたのは、PCケースと電源だった。前回すすめられた「KUROKO」を選んだのだが、シルバーストーンの「SST-GD05B」にチェンジ。樋熊氏は「確かにケースを選ぶ際は扱いやすさやメンテナンス性を考慮する必要があります。ただ、今回はAV機能も含むので、リビングに置くことも想定しています。じわじわ人気!出会いのお願いタワータイプのケースは、AVラックや机に置くにはスペース的にもじゃまになりやすいですし、見栄えの点からも、横置きタイプのケースがいいでしょう。昔は扱いにくいものが多かったのですが、今は内部のスペースがしっかりと確保されているケースや、大型のファンを搭載し、空調も考慮されているモデルが多数でています」と話す。

 電源効率や品質を考え選んだ80PLUS GORD認証の電源「PRO87+500W」は、5000円近く安いサイズの「GOURIKI3-500A」に変更された。これついて「電源はいいものにこしたことはありません。ただ、予算とPC全体の構成との兼ね合いも重要です。PRO87+500Wは、予算が潤沢にあり、かつ長時間高負荷でPCを使うようなゲームマシンには向いていますが、今回のように予算が決まっていて、パフォーマンスをあまり必要としないAVマシンであれば前回同様、7000円前後のものを購入すれば大丈夫です」とコメント。

●用途が決まっていれば最小限の機能で――パーツ選びのコツ

 マザーボードはH67マザーの「B3 H67M」から、H61チップセットを搭載したBIOSTARの「H61MH」に変わった。「H61マザーはH67マザーの廉価版で、両方ともCPUのグラフィックス機能は使えますが、H61マザーはSATA 3.0およびUSB 3.0にネイティブで対応していません。拡張性などを考慮するならば高速インタフェースに対応しているほうがいいですが、今回のように用途がはっきりとしているなら、機能を限定して予算を抑えるといいですね。浮いた分の予算を別のパーツに回せば自分の必要な機能の拡充もできますし」と語る。

 HDDや光学ドライブに関しても赤が入れられた。Blu-rayの読み出し専用機能のついたDVDスーパーマルチドライブのLITEON「iHES108-29」から同メーカーの「iHES104-06」にシフト。また、データ保存用のHDDもOSとのセット品から日立GSTの「0S03224」へ変わった。

 樋熊氏は「テレビ番組の録画データをBul-ray DiscやDVDなどの記録メディアに書き出さないなら、すべて読み込み専用のドライブを選択するのもいいでしょう。価格も1000円程度ですが安くなりますし少しでも無駄が省けます。録画データを保存するのにHDDを使うのもいいですが、容量だけでなく内部のデータを保存しているプラッタの回転数が可変するタイプもいいですね。必要に応じて内部のディスク速度が変わるので、静音性も高いですし、省電力です」と語る。

●Blu-rayや地デジ見るならスピーカーも重要!

 最後にスピーカーの変更を強く進言された。予算の関係から低価格のモデルを選んでいたのだが、これまでのダメ出しによって、かなりの金額が浮いたためユニットコムの「UNI-2110」を選択。樋熊氏は「AV機能を考えるならスピーカーは重要です。外装が樹脂でできたものだと低音を発するときにビビリ音が耳につきます。このスピーカーの場合、本体に木材を使っているため、共振も起きにくく低音から高音までノイズをあまり感じずに聴くことができます。この製品はツートップをはじめ、フェイスやパソコン工房といったのユニットコム系列でしか手に入らない限定モデルで、価格のわりに性能がよいと評判なんですよ」とオススメされた。

●ダメ出しを経て無駄のないAVマシンに!

 以上、樋熊氏のダメ出しを受け、AVマシンとして無駄のない構成に生まれ変わった。価格は取材当日の3月下旬におけるツートップ秋葉原本店によるので参考まで。

 目的に必要のない機能をなくしたため、コストパフォーマンスの高い構成に変わっている。またケースやスピーカーの変更で、よりAVマシンとしての機能が充実した。

 最後に樋熊氏から「AVマシンの場合、予算があればTVチューナーやディスプレイは最初からよいものを買うことをオススメします。TVチューナーに関しては録画したデータを圧縮できるタイプが、HDDの容量も食わないのでおすすめです。またTVチューナーは後から変更すると、著作権保護機能の関係でそれまで録画していた番組が見られなくなるので、チューナーを買うときは多少足が出てもよいものを買っておくべきです。ディスプイも前回紹介した、どの角度から見ても見やすいIPS液晶搭載モデルなど、自分の環境に合ったモデルを導入してください」とAVマシンを自作するときの総合的なアドバイスをいただいた。

 次回以降も、さまざまなテーマで、ベテランショップ店員さんにダメ出しをもらいにいこう。【吉川慧(ぜせ),ITmedia】


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